「頭の良いヤツ」から学ぼう【3分で賢くなるブログ】

このブログでは「頭の良いヤツ」の考え方を大学院生である私が紹介していきます。「頭の良いヤツ」といっても色々いると思います。このブログでは特に私のまわりにいる「研究者」「社会人」「外資系企業内定者」「国連職員」「社会活動に勤しむ人」「優秀な大学院生(私も。小声)」といった人たちの考えかたを共有していきます。そして!一番のポイントは「3分」で読める記事であることです!!長々と書かず、あくまでポイントだけ書きますので是非読んでみてください!

頭の良いヤツの研究テーマの決め方【差別化を図る】

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最初に

私がまわりの「頭が良いヤツ」から学んだ、研究テーマの決め方のコツを伝授します。特に差別化に焦点を当てて説明します。この差別化の考え方は研究に限らず、日常生活や働くとき(商品開発など)にも活かすことができます。

 

テーマの決め方:レポートから研究へ

まずは、よく見かけますが研究のテーマの決め方をお話します。具体的に地球温暖化で説明します。

 

①「地球温暖化について」

これではまだテーマが「広い」ですよね?レポートなら良いですが、研究であればこれからもっと「狭く」する必要があります。

 

②「地球温暖化が日本の大学生に与える影響とは?」

だいぶ「狭く」なりました。(この研究テーマは思い付きです。)これなら研究っぽいですよね。

しかし、研究とは先行研究を基に新たな知見を蓄積させていくこと。このテーマについて既に研究があるとすればここから私たちはどのような差別化を図るべきでしょうか。あくまで例えばですが、先行研究では「地球温暖化によって、日本の大学生は車通学から自転車通学(エコ)に変わった」としましょう(笑)

 

差別化の図り方

ここからが本題です!先行研究との差別化の図り方は2通りがあります。

①たぶんそうなんだろうなぁってみんなが思っていることを明確にする

(例)「地球温暖化がアメリカの学生に与える影響とは?」

恐らく、アメリカの学生も自転車通学になっているだろうと予想できますが、研究で明らかになっていないのであれば最低限の価値はあります。

 

②サプライズのある研究

(例)「地球温暖化によって、日本の○○地域では逆に自動車通学が増えていたのでは!?」

もしこんなことがあれば先行研究を(部分的にしろ)覆した素晴らしい研究ではないでしょうか?

 

もっと分かりやすい例を出しましょう。

「他の人は地球は平らであると言っている。しかし本当は丸いのでは!?」

どうでしょうか。価値のある研究であるとわかると思います。

 

まとめ

①研究テーマを決める時にはレポートをさらに「狭く」することが必要

②先行研究との差別化は、サプライズのある研究にしたほうがより面白い!(価値がある)

 

みなさんも何かお考えがあれば、是非コメントで教えてください(^ ^)

 

*最後に付け加えますが、サプライズのある研究を求めすぎるのも良くありません。面白い結果を求める(結論が決まっている)とデータの改ざんなど良からぬ方向に行ってしまうこともありますので注意が必要です。